ハングオーバー的コメディを極上のフレンチに『真夜中のパリでヒャッハー!』

 

真夜中のパリでヒャッハー!(字幕版)

真夜中のパリでヒャッハー!(字幕版)

  • 発売日: 2017/04/05
  • メディア: Prime Video
 

『真夜中のパリでヒャッハー!』なんていう邦題は完全に嫌がらせにしか思えないのだけれど、何も考えずに見れて笑えて元気になれる素晴らしい映画だった。いわゆるハングオーバー的コメディのフランス版。出版社で働いているフランクは社長の息子のベビーシッターを泊まりでやらせらる羽目になるが、その日は彼の誕生日。用事を終えた社長夫妻が自宅に着くと、そこには荒れ果てた家、さらに息子が行方不明。そんな中見つけたビデオカメラの録画を再生するととんでもない映像が!というような分かりやすい内容なのだけれど、アメリカ的なハングオーバーとは少し違うのがフランス流のハングオーバー。

リアルカールおじさんや、インコを絞めるグリーンピース、港区さながらの公道ゴーカートで馬鹿みたいに笑わせてくるかと思えば、社長の息子レミと深夜に訪れる遊園地での幻想的な映像と、幸福満足度高めの表情でバッチリ決めてきたりともう振れ幅が異常。レミとフランクがただ馬鹿な事をしているから笑うのではなくて、その空間を過ごしているふたりの笑顔とか笑い声を通して彼らの幸せを祈って自然と笑顔になってしまう。友人の大切さとかそういった事ではなくて、単純に人が沢山集まればそれだけで何か面白いことが起きるのだ。それでもダメだったらアルコールとドラッグ追加で宜しく。