国分寺のナーサリー『中藤洋蘭園』に行ってきた

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国立駅北口からバスに15分程度揺られると、ガチの西東京みたいな雰囲気が辺り一面に充満している住宅地にたどり着く。幸福満足度が高めのファミリー以外はお断りのような閑静な住宅街を肩身の狭い思いをしながら通り抜けると、一角に巨大なビニールハウスがいくつも立ち並ぶ広大なナーサリーが出現する。

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こここそが毎週土曜日に一般公開される蘭好き御用達の中藤洋蘭園。いくつもビニールハウスがあるのだけれど我々が入れるのは残念ながら一棟だけ。それ以外は立入禁止のシークレット。全くそういうことないと思うのだけれど、こういう施設を見ると絶対にWXXD的なサムシングを育ててるだろと思ってしまうのは育ちの悪さが影響しているのでしょうか。新宿は百人町でスーパー銭湯に入れない大人たちに囲まれて育った弊害が今になって出てきている。

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ビニールハウスに入ると大量の蘭。大量の蘭に気を取られていると突如ブザー音のような感高い音が鳴り響きマジで人生の終わりを理解する。ブザー音の正体はなんの事ない普通の綺麗な緑色をしたオウムでゲージの中からこちらを見つめ、僕たちがハウスの中に入れている間は延々と騒いでいる。威嚇されているのか分からないけれど延々と鳴いている。

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蘭以外にも巨大な木に着生したチランジアが大量にあって楽しい。正直蘭の世界はヤバすぎて良さがいまいち消化し切れていないのでチランジアがあると落ち着く。完全に着生しているので売る気が一切ないというのが伝わってきて良い。人の趣味を見せていただいているという気持ちがないといけない。関係ないのだけれど、ハウスの中ではプラスチックの白い丸テーブルを囲んで数人のおじさん達が蘭の着生作業をしながら、雑談をしていたりして、完全にメキシコのマフィアにしか見えなくてそれも良かったです。ちょっと行ってみようかなという人はハウスの中の大量の蚊がいるっぽいので虫除けスプレーはマストで必要。めちゃくちゃ刺されて身体中痒くなってマジでウケた。

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  • 発売日: 2020/04/15
  • メディア: ムック