「色んな色が混じり合って明るいんだ。」|『最高に素晴らしいこと』

「君の良いところは分かる?」

「なに?」

「色んな色が混じり合って明るいんだ。(you're all the colors in one at full brightness)」

USのベストセラー小説の映像化作品。事故で姉を失ったバイオレットが橋の上から飛び降りようとしている所に、周囲から変人と呼ばれているフィンチが通りかかり、物語は始まっていく。思春期特有の不定形な自分の輪郭とどう扱ってよいのか分からない身体に悩むティーン達には刺さるのかもしれない。なによりも冒頭にコピペしたフィンチがバイオレットにいう台詞「色んな色が混じり合って明るいんだ。」は言葉の強さにはっとさせられる。言葉の強度の裏付けてとして、フィンチの人としての強さがもう少し欲しいところだけれど、そういった点も全てひっくり返すくらいに良い台詞でした。