頭の悪いパブロフの犬

パブロフの犬:実験でたどる心理学の歴史 (創元ビジュアル科学シリーズ1)

引越しをしようかなという話になり最近はよく家を探している。どうせなら家でも買うかみたいな軽いノリで中古マンションを探しているのだけれど、なかなか良い物件がない。正確に言えば僕のようにお金が無い20代が買えるような家には良い家がほとんどない。悲しいけれどここは資本主義の日本で、金のない奴は人権がないのと一緒なのだ。若者の悲痛な声にならない叫びを無言でぽちぽちと文章にしている。声を出すのは億劫だし疲れるからしょうがないね。サイレントマジョリティーこそジャスティス。

同じようなタイミングで父も家を買うために家を探していて、僕は予算がMAXで3000万円とか言っている中で父は8000万円くらいだと嬉しいなとか不動産屋に言うものだから、家族間にも格差社会が生まれていて日本は恐ろしい国だなと思う。父と僕の違いといえば父は頑張った人で僕は頑張っていない人という明確ない線引きが出来るのでそれもまあしょうがないかなという気分になったりもする。頑張った人が報われる社会で良かったなと思えるような人さえ僕はなれれば良いのだ。そうすることで僕の魂のレベルは爆上げなのだ。

会社の人たちは5000万円とか6000万円の家を買ったりしているのだけれど本当にどこにそんなお金があるのかと思う。僕は2000万円の家に住みたいです。よろしくお願いします。家の内覧をいくつかしたのだけれど、日当たりの悪い部屋が多すぎて、よくこんな洞穴みたいな住めるなという事を思った。不動産屋のオヤジが僕が最近気に入ってよくかぶっている松屋のバイトが被っているキャップをみて、松屋だあ!と嬉しそうに笑顔で喜ぶものだから、毎日松屋とかで安い飯食ってそうですよねというと急に真顔になりそれ以降一切笑ってくれなくなった。松屋は人の笑顔を奪う悪魔の飯屋。日当たりが悪いと間違いなく鬱になるので、内覧のために部屋に入った瞬間に「鬱になる!」と叫ぶ僕は良い客ではないなと自分でも思う。でも本当に日当たりの悪い部屋はこの世の地獄だと思う。僕がガチのリアル鬱だった10代の頃は部屋の遮光カーテンを閉ざして暗い部屋でずっと岩波新書を読んでいたので、精神的にとても健康で良い感じの今は岩波新書と暗い部屋を見ると鬱になるようになってしまった。めちゃくちゃ頭は悪いけれど愛嬌は以上にあるので村の住人全員から心の底から愛されて生きていたバカなパブロフの犬が僕なのだ。よろしくワン。家をくれ。スヌーピーだって家を持っている。彼の場合はゴッホの絵も所有しているらしいので、家くらい持っているのが普通かといえば普通で、家に飽きて屋根の上で黄色い小さな埃みたいな鳥とイチャついてるんだから嫌になります。

昨日の夕方猫がビニール紐を誤食してしまったので大急ぎで病院に連れて行ったのだけれど、病院で大暴れをしてビニール紐問題は解決しなかった。うんちとして出てくる事を祈る事しかできない。奥さんが元気を無くしてしまい、今日は猫の様子を見ているようにと言いつけて会社を休ませたのだけれど、家に帰ると猫と一緒のベッドで寝転びながらhuluで彩雲国物語(さいうんこくものがたり)をみていて「うんち祈願です」と元気無さそうに言っていた。僕の中の様々な感情がごちゃ混ぜになり、ヤバイ思った。(長文で文章を書いた後に、オチというか終盤の感想をヤバイで片付けるのが最近は好きでよく使うのはそれ自身がアートだからです。)