都会の図書館はすごい

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家の近所の図書館に僕のは読みたい本がなく、そもそもこの自治体には存在し得ない本ですねという趣旨の発言を司書さんがされたので、今までなかなか手を出せなかった会社の近所の図書館の図書カードを作る事にした。様々な人種の人が働く僕の会社の周辺には司書さんも様々なバックボーンを持った方が居るようで、対応してくれた方はアフリカ系黒人の方で、とても親切に図書館のシステムを説明してくれた。最後にキャンペーンですといってその自治体オリジナルの塩ビで出来たブックカバーをくれた。なんだかとても嬉しくなって笑ってしまったら彼もにこにこ笑っていた。

都会の図書館はすごい。読みたいなと思っていた本は基本的に蔵書しているし、僕が住んでいる町の図書館には一冊もない本が3冊も蔵書されていたりする。なんなんだこの文化レベルの違いは。豊かな人間はさらに豊かになり、貧しい人間はさらに貧しくなる。それは経済的な側面だけではなく、教養においてもそうなのだろうかとか考えてしまう。正直そんな事はどうでもいい。田舎でいつまでも燻っている奴が悪いのだ。もう金を払ってAmazonで本を買うということに腹を括るしかないのだ。それが嫌なら僕みたいにまあまあな田舎に住んで都心の会社に勤めるというライフハックをするしかない。都心の会社に勤めることのメリットなんてないに等しいけれど、図書館の蔵書数だけは圧倒的にメリットになる。文化的な生活をしたいのならある程度都会と調和しないといけない。自分で言っていて全く正しい都市のあり方だとは思えないけれど。

夕方近所の公園をランニングしていたら、いつもジャグリングの練習をしているおじさんの一輪車が芝生に乗り捨てられていた。おじさんに何があったのだろうか。どうか御無事で。いつもランニングをしていると良く見る太った大学生の女の子2人組が今日も楽しそうにゆっくりとウォーキングをしていた。いつか彼女達が彼女達の理想とする体型になってしまっても、ずっとこの公園の芝生広場の外出を、楽しそうに歩いていて欲しい。

夕食の時にテレビもラジオも消して音がしない状況で奥さんとご飯を食べた。お互いに話したいことを話し、聞いて、お酒を飲んだ。僕が洗い物をしている間に奥さんはベッドでパーカのフードを被ったまま眠っていた。僕がキッチンから戻ってくる足音で僕の存在と自分の不在に気付いた奥さんは「もう、すべてを、諦めたんです。」と気が狂いそうになるほどゆっくりと、明晰に言い、眠りに落ちた。