『まちカドまぞく』|最高の悪族少女ミーツ魔法少女

まちカドまぞく 5巻 (まんがタイムKRコミックス)

なんとなくでスルーしていた『まちカドまぞく』を見たんですけど何これ一体最高のアニメじゃないですかという感じでAmazon primeで一気見してしまいました。なんとなくでスルーしていたアニメが史上最高傑作というのはこの間見た『ゆゆ式』と同じで、最終話まで飽きることなく延々と涎を垂れ流しながら見ることのできるアニメは『キルラキル』と同じなので理論的に考えで『まちカドまぞく』は最高のアニメ。

目が覚めたら家庭の事情でツノと尻尾が生えてしまって魔族になってしまった優子はシャドウミストレス優子(シャミ子)になり、月に4万円以内で生活をしないといけないという一族の呪いを解くために魔法少女を倒さなければならない。その倒すべき魔法少女は変身シーンを幼い頃に可愛い可愛いと散々いじられたために0.01秒の超速で変身する事ができるようになったピンクの魔法少女千代田桃。シャミ子はマジで運も才能も知識もないけど本当にいい子で、千代田桃は才能も知識もあってめちゃくちゃ強い魔法少女なのに何か悩み事もあるし、危なっかしい魔族のシャミ子も放っておけないっていうこちらも本当に良い子。そんな敵対する立場の本当にいい子達が精一杯の日常を過ごすという日常。ちなみにシャミ子のお父さんは実家のちゃぶ台代わりに使われている段ボールのみかん箱に封印されていて原作だとどうにかなるっぽいけれどアニメしか見ていない僕にはまだ段ボールのままである。

それにしてもただただ最高アニメだった。僕が脳死状態になったら胃にチューブをぶっ刺して、眼球に時計仕掛けのオレンジの矯正器具を付けて、『少女終末旅行』『ゆゆ式』『のんのんびより』『まちカドまぞく』を延々と小さな液晶テレビで流して欲しい。

話の内容も物語奥に流れるテーマも深読みや考察など僕には全く関係ない。ただただ日々を精一杯に生きる彼女達姿を見ているだけで僕はもうオッケーです。アニメとしてのテンポも良い。ぽんぽんぽんと進む会話に、グロテスクなほどの過剰に演出された可愛さ。極限まで煮詰めた可愛いを日常形の折の中話したらこうなりましたみたいな感じなんですけど本当に最高ですねびっくりしました。

全員が何かのために一生懸命生きている。最終話のシャミ子が桜の木の下で桃に「もう逃げないでよ」というシーンなんてヤバすぎて吐きそうでした。

確かに初見では深夜アニメっぽさが強いのでちょっとこれは無理かもとか思う人もいるかもしれないのだけれど、まずは頑張って12話まで見てほしい。そうするともう終わってるから。それが終わって、ああ見てもいいかもなって思った人には12話を1セットとして、それを一日に3セット回してみてほしい。腹筋がバキバキに割れて脳がつるんつるんになります。

まちカドまぞく 1巻 (まんがタイムKRコミックス)

まちカドまぞく 1巻 (まんがタイムKRコミックス)