こんにちは。本記事では、アトピーが原因の耳切れになった場合はどのようなことに対処して、どのようにして治せばよいのかをまとめました。
個人差はあると思うのですが、誰にでもアトピーの症状が出やすい場所はあるかと思います。僕は耳の繋ぎ目が荒れて切れてしまう耳切れがなかなか治らずに、少し治っては発症、治っては発症というのを何度も繰り返しています。それが最近はそれなりに、治っている期間が長くなって来ました。大体3ヶ月に1回炎症が出て、2週間くらいで治るというペースです。この3ヶ月が長くなってもう症状が出なくなればいいと思うのですが、どうなんでしょうか。アトピーの耳切れについて注意するべきこと、対処法を説明していきます。
なぜ耳の周りに症状が出るのか
ではなぜ耳の周りに症状が出るのでしょうか。それは耳の周囲や耳の中が皮脂分泌が多いからです。皮脂分泌が多い箇所は耳の他にも頭皮や胸部などがあり、それらの部位も症状が出やすい箇所とされています。皮脂分泌が多いと、皮脂を餌にする菌が繁殖しやすく炎症の原因になります。
また、耳たぶと顔が繋がっている部分は皮膚が薄く、皮膚自体の強度が弱く、他の箇所よりも簡単に傷つきやすい事も原因になります。
耳切れの原因
耳切れの原因はアトピーの可能性もありますが、脂漏性皮膚炎の可能性もあります。脂漏性皮膚炎はアトピーとは異なり、皮脂の分泌が多い箇所に菌が繁殖することで炎症が起きる病気です。耳の周囲以外にも、髪の生え際や眉毛内部、胸部などにポツポツと丸く炎症が出てしまう事が多い人は脂漏性皮膚炎の可能性があります。最も簡単な判断は皮膚科に行き専門家に判断を仰ぐ事なので、定期検診の時などに一度「アトピーなのか脂漏性皮膚炎なのか」を聞いてみると良いですよ。
耳の周囲の炎症の治し方
僕の場合はアトピーではなく脂漏性皮膚炎の可能性が高いので、専用のシャンプーや洗顔で症状が緩和しました。症状が日常的に続いていた物が、コラージュフルフルと、柿渋石鹸の効果で菌を除去する事で炎症が治まって来ました。
アトピーの場合は、通常の炎症部と同じようにステロイドによる治療が主な治療法になりますが、脂漏性皮膚炎と同じように薬用シャンプー、薬用洗顔も効果的ですので是非試してみて下さい。
基本的には患部を清潔に保つことが重要ですので、薬用の洗剤を買うことが難しい方でも入念に丁寧に優しく患部を洗浄し清潔に保つ事が重要です。
また、顔や身体の保湿は十分にしている方でも、耳の周囲を丁寧に保湿している方は少ないのも原因です。きちんと日常のケアを耳だからって怠らずにすることが重要です。
気をつける事
耳の周囲の症状が出ている間の治療中に気をつける事がいくつかあります。
一番気をつけないといけないのは服を脱いだり着たりする時です。どうしても耳は服を脱ぐときに引っかかってしまう事が多いので、大雑把に脱ぐのではなく、ゆっくりと服を脱ぐようにしましょう。せっかく治って来ていても、治り始めのうちは少しの衝撃で簡単に血が出てしまいます。僕も何度も服を脱ぐときに引っ掛けてしまっているので、治りかけて来ている今ではとても慎重に服を脱いでいます。
また美容院などに行った際にも、事前に耳の周囲が荒れていることを伝えておいた方がいいでしょう。シャンプーやヘッドスパの際に耳の周囲を念入りにマッサージする事が多く、その際に耳を傷つけてしまう可能性もあります。さらに髪の毛を乾かすタオルドライの際にも優しくポンポンとかるく叩くように乾かす事をおすすめします。
まとめ
本記事では耳切れの対処法をご紹介しました。先ず自分の症状の原因がアトピーか脂漏性皮膚炎か見極め、コラージュフルフルなどの薬用シャンプー、洗顔フォームを使う事で患部を清潔に保ち、日常生活の中でも耳の周囲が傷つかないように気を付けて過ごすことが大切になります。
なかなか治りにくい部位なので、長い目で向き合っていきましょう。それでは!