アトピーと生活

ほとんど完治したアトピーの事を中心に

僕のアトピーがほとんど完治したプロアクティブ治療とは

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こんにちは。アトピーには化学療法や民間療法、西洋医学や東洋医学などいくつもの治療方法があります。よくネットなどではステロイドは悪!と断定する方や東洋医学はインチキなのでやめましょうだとか、海水に毎日浸かればアトピーは良くなるだとか色々な意見を目にします。個人的にはそれらの意見は全て正しいのだと思います。アトピー療法は人によって効果が違います。海水でよくなる人もいれば、脱ステでよくなる人もいれば、脱ステで逆に悪化してしまう人もいます。癌治療に対する抗がん剤のような根本的な治療方法が確立されていない事も、アトピー治癒の難しさだと思っています。

僕も20年以上アトピーと付き合ってきて、いくつもの治療方法を試しました。その中で僕が一番効果が出たのはプロアクティブ治療でした。アトピーで大学も不登校になったり、会社を辞めたりしてしていた僕がプロアクティブ治療始めてから2年程でアトピーとは分からない程度まで回復しています。個人的にはこの状態をずっと保つ事が目標です。

プロアクティブ治療とは何か

アトピーの治療方は大きく分けると3種類に分けられます。

  • リアクティブ治療
  • プロアクティブ治療
  • 脱ステロイド治療

の3つの治療方法です。

それぞれの治療方法について簡単に説明していきます。

リアクティブ治療

リアクティブとはリアクションと同じ意味を持つ言葉です。アトピーなどの症状が出たらそれに対してリアクションを取って、ステロイドを使用していく治療法です。症状が無くなったらステロイドの治療を辞めることでステロイドを短期的に使用することとしています。

最も一般的な治療法で、軽度のアトピーには有効だとされていますが、重度のアトピーには不向きだとされています。

プロアクティブ治療

リアクティブ治療がアトピーの症状が出てから治療をするのに対してプロアクティブ治療は症状が出る前からステロイドを使用します。そして炎症が治まったあとにも一定の期間量を減らしながらステロイドを使用していきます。僕の場合は、症状が収まってからも1週間程度は毎日ステロイドを使用し、それからは3日に1回、最終的には1週間に1回、そして今は半年以上ストロイドを使用していません。症状が治まってからもステロイドを一定の期間使用する理由は、肌の表面の炎症が治まってからも肌の奥の炎症はまだ残っているからです。

脱ステロイド治療

上の2つの治療法と完全に違うのはステロイドを一切使用しないということです。いままでステロイドを一切使用していない場合の方は脱ステロイドとは言いませんが、今までステロイドを使用してきた方がステロイドを完全に断つのは脱ステロイド治療となります。

脱ステロイド治療は「ステロイド依存皮膚炎」から克服することが目的です。ステロイドは本来人間の体の中にある内臓で精製されるものです。ですが、ステロイドを長年使用していると身体本来が持つステロイドを作る力が弱まってしまいステロイドに依存する事になってしまいます。この本来自分達が持っているステロイドを精製する能力を呼び戻すのが脱ステロイドの目的です。脱ステロイドの特徴として今まで使っていたステロイドを完全に断つため、数ヶ月から数年間に渡りとても苦しい期間を体験する事になります。また脱ステロイドと合わせて保湿剤なども一切使用しない脱保湿を行う方もおり、そのような方は通常の脱ステロイドよりも過酷な時期を過ごすことになります。脱ステロイドをしている方は意外に多くGoogleで「脱ステロイド ブログ」とかで検索するとたくさんの方の奮闘記がご覧になれます。

なぜが僕がプロアクティブ治療を選択したのか

以上の3つの治療法を僕は全て試しました。リアクティブ治療は多くの方が試した事がある通常の治療ですが、炎症が治まった段階でステロイドをやめてしまうため、肌の奥の炎症まで抑える事が出来ずに再発する可能性が高いというデメリットがあります。その繰り返しをしてしまうためステロイドをやめるタイミングがわからなくなり、常時ステロイドを使用する状態になってしまうのです。ステロイド自体は有害なものではないと僕は考えていますが、あくまで薬なので常に摂取している状態は良いとは言えません。

では脱ステロイドをした方が良いのかと考えるとそれは余りにも極端な考えだと思うのです。どのような薬にもメリット・デメリットはあるのは当然です。大切なのは自分で考えてその薬とどう向き合うかです。

例えば抗癌剤には髪が抜ける事や吐き気など多くのデメリットがあります。ですがそれ以上に癌細胞を駆逐するという大きなメリットがあるから世界中で使われています。癌になった場合に抗癌剤は身体に悪いから抗癌剤を使用しないという判断は普通しません。宗教的な理由や、倫理観から抗癌剤を拒否する方も一部いますが、多くの方は抗癌剤を使用し、健康に戻っていきます。それと同じことがステロイドでも言えます。病気を効率よく治すには薬が効果的なことは言うまでもありません。

また脱ステロイドを行うと、数ヶ月から数年感は自分の人生を楽しく過ごすことがができなくなります。会社や仕事を休むことにもなりますし、最悪の場合何かを失うことになります。普通に働いている人や学生さんには現実的には厳しい治療法です。メリット・デメリットを考えると、僕の場合はデメリットの方が大きいという考えです。

そこで僕が選択したのはプロアクティブ治療です。プロアクティブ治療はリアクティブ治療と脱ステロイド治療のちょうど真ん中にあるような立ち位置にある治療法です。ステロイドを使用しますが、最終的な目的はステロイドを使わなくても済むようにするという事は脱ステロイドと同じです。脱ステロイドとの違いは、脱ステロイドは肌が炎症している状態からステロイドの使用をやめ、肌が治っていく期間をステロイドを使用せずに過ごしますが、プロアクティブ治療の場合は、ステロイドを使用して肌の炎症が治まってから、1ヶ月ほど感覚を開けてステロイドを使用しながら最終的にステロイドの使用をやめていきます。

プロアクティブ治療のメリット

脱ステロイドのようなゾンビ期間がプロアクティブ治療にはありません。ステロイドを使用し、肌を綺麗にしてからステロイドをやめるので学校や会社を休む必要もありませんし、大変な期間を減らすことができます。

また、ステロイドとも上手く付き合えるようになります。脱ステロイドの場合、ステロイドはもう使用してはいけないものだという考えですが、プロアクティブ治療の場合はステロイドを使用しない期間が1年間以上続いても症状が出そうだなと思えばステロイド剤を使用することができます。簡単に言えば風邪薬と同じですね。ステロイドも風邪薬のように使うことが出来るのです。そして症状が落ち着いてから徐々にやめていけばいいのです。これの繰り返しですが、脱ステロイドと同じようにステロイドを使用しない期間を作ることが出来るので、身体本来の機能を呼び起こすことが出来、徐々に症状が出てこなくなります。

プロアクティブ治療で気をつける事

プロアクティブ治療の最終目的はステロイドを使用せずに健康な肌を保つことです。そのためにはステロイドではない肌のケアが必要になってきます。毎日のお風呂、保湿剤や食事、生活習慣などステロイドを使用しない分、気をつける必要があります。

実際に僕がプロアクティブ治療をしてみた結果

以前はアトピーで仕事に行けなくなり、やめてしまうような状態でしたが、今ではアトピーなんだよねという話をすると驚かれるくらいには健康な肌になりました。海にも行けますし温泉にも銭湯にも行くことができるようになりました。

今でも半年に一度くらい腕などに小さなブツブツが出来るアトピックスキンになることがあります。そのような時には弱めのステロイドをすぐに塗って、症状が出る前に抑えています。大体1週間くらい使ってステロイドの使用をやめています。ステロイドを全然使わないため、皮膚科で貰っていたステロイドがすぐに古くなってしまうので症状が出そうだなと思ったらその都度皮膚科で薬だけもらっています。その都度病院に行かないと行けないのは面倒ですが、毎月のようにステロイドが無くなってもらいに行っていた病院に、今は年に2回で済んでいると思えば嬉しい悲鳴ですね。

プロアクティブ治療おすすめです

まだプロアクティブ治療をしていない人、脱ステロイドに興味はあるけれど、突然脱ステロイドをするのは怖い人などは一度プロアクティブ治療を試してみると良いかと思います。かかりつけの病院の先生に相談をしてみると、プロアクティブ治療は今最も先進的で確証も出ている治療法なので多くの先生は協力してくれると思います。

何か質問等あればコメントをいただければと思います。それでは!