アトピーと生活

ほとんど完治したアトピーの事を中心に

アトピーの僕が脱ステロイドをしない理由

アトピーは辛いです。とても辛い。いろんな手を試してもなかなか良くなりませんし、急に悪化することもあります。そんな時にどうすればいいのか分からなくなって今までの治療法を疑い新しい治療法に飛びつきたくなる時もあります。初めは化粧水や保湿剤を変えてみたり、シャンプーやボディーソープを変えてみたりですが、最終的にたどり着くのが脱ステロイドだと思います。脱ステロイドについては、佐藤先生の著書に詳しく書かれていますので、アトピーの方でまだ読んだ事のない人は、脱ステをするかしないかは置いておいて、一度読んでみる事をお勧めします。都心部の図書館などにおいてあることも多いので、探してみてください。この佐藤先生の著書には、ステロイドを長年使用している人の肌は外部からのステロイドがないと安定を保つことのできない「ステロイド依存症皮膚炎」だという事が書かれており、佐藤先生の治療法に則り、脱ステ脱保湿で治療を行なっている方も多くいます。一定の効果が出ている治療法である事は間違いないのですが、僕はこの本を読んでも未だに脱ステロイドをする気はありません。

なぜ僕が脱ステロイドをしないのか

先ずステロイドとの付き合い方は大きく分けて3つあります。リアクティブ治療、プロアクティブ治療、脱ステロイドです。

リアクティブ治療はアトピーの症状が出てからステロイドを短期間服用する最も一般的な治療方法。プロアクティブ治療はアトピーの症状が出そうだなと思った時からステロイドを使用し、症状が治まった後も数週間ステロイドの量を減らしながら使い続ける治療方法。そして最後が脱ステロイドです。

僕が脱ステロイドをしない大きな理由のひとつがプロアクティブ治療が自分には合っていたからです。プロアクティブ治療も最終的にはステロイドを使用しなくなりますが、僕は6ヶ月に1週間くらいの短期間でステロイドを使用しています。なんとなくアトピーが出そうだなとか、肌が痒いなとか思ったタイミングで、症状が出る前にステロイドを塗り、炎症が治まっても1ヶ月は使い続けることで肌の表面の炎症だけではなく、肌の奥にある炎症まで完全に治療する事が出来、それ以降は僕の場合半年は特に何もせずに健康な肌の状態で過ごせています。(今は胸部に脂漏性湿疹が出ているので柿渋石鹸で治療中ですが)

アトピーともステロイドとも上手く付き合う事が出来ると思う

僕の個人的な考えですが、今まで20年以上付き合ってきたアトピーが完治することは無いと考えています。そして新しい革新的な治療薬が生まれない限りステロイドとも付き合っていくことになるのかなと思っています。

僕も何度か脱ステロイドを試みた事がありますが、本当に地獄のような日々でした。顔からはリンパ液が垂れてきて、毎朝起きるのが本当に辛かったのを今でも覚えています。その時に思ったのがなぜ自分がこんなに辛い思いをしないといけないのかという事でした。アトピーを自分の中から消すために自分をここまで苦しめるのは本末転倒ではと思いました。その時に僕はアトピーやステロイドとうまく付き合っていくことにしたのです。

今は上手く付き合っていく方法としてプロアクティブ治療を行いながら、初見の人にアトピーだと伝えると驚かれるくらいには「普通」な肌の状態で生活をすることができています。

それぞれの治療法を試してみるといいですよ

リアクティブ、プロアクティブ、脱ステロイド、それぞれの治療法のどれが自分に合うのかはその人によって全く違ってくるものです。この治療法がいい!という事ではなく、いくつもの治療法を先ずは試してみる事が大切だと思います。それではっ!