中野・南印度ダイニング『チキンビリヤニ』

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クラフトビール、スパイスカレー、フライフィッシング、サウナ、ネットフリックス。最近お洒落な雰囲気のムーブメントだと自分が勝手に思っているものたち。姉から突然「ビリヤニを食べにいくぞ」と連絡が来たので「承知」と返信。本当は水道橋の方にある有名店に行く予定だったのだけれど中央線から出るのことのできない僕たちは中野・南印度ダイニングでビリヤニデビューを果たしたのだった。

初めて食べたチキンビリヤニは僕が勝手に想像していた炒飯的なものでもなく、お粥的なものでもなく、完全に新しいお米の食べ方ではないかと衝撃を受けた。ビリヤニの塊にスプーンで触れるとお米のタージマハルは簡単に崩れ落ちていく。崩れおちたタージマハルの中からは王族のなにかではなく、炊かれたチキンが骨ごと入っていて、チキンもほろほろですぐにほぐれる。解れたチキンとビリヤニを一緒に口に入れると完全に美味い。なるほどビリヤニとはこういうものなのかと姉が頼んだチキンビリヤニをつまみながらインディアンビールを飲んでいると、僕が頼んだカレーが運ばれてくる。

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ほうれん草とひよこ豆のカレーが抜群に美味しい。ナンももちもちというよりは一部カリカリに焼かれている部分があったりして食感が楽しい。食後にはセットでチャイがついてくるのだけれど、それも相当美味しい。なんてお店だ。さすがインド、ゼロを発見した国などと話しながら食事をした。

時々姉と食事に行く。大人になってからも我々は世界に2人だけの姉弟なのだという気持ちがある。今回の最もホットなトピックは先日亡くなった祖父の遺産が我々孫にも入るという事だった。遺産のシステムはよく分からないけれど、半分、さらに半分などというようにどんどん分割されていって、我々に残るには1/8とかその程度だというような話をしていた。姉は額を知っているようだったのでいくらかを訪ねると1人数百万円との事だった。僕にはこの金額が多いのかも少ないのかも分からなかった。ただ数百万円もいただけるのであれば、祖母をどこにでも連れて行けるなと思って少し楽しい気持ちになった。「おばあちゃんをどこかに連れていこうかな」と姉にい言うと姉は僕の背後の壁に貼ってあるピースボートのチラシを指差しながら「ピース」と言った。