全てのものはとても安い

中野ブロードウェイがいつのまにか高級時計屋の聖地のような場所になっていて驚いた。まんだらけと高級時計のアンバランスな組み合わせが東京らしさなのかもしれない。高級時計にというよりも時計全般に興味がないのだけれど、高級時計とは一体どういうものなのかとショーウィンドウを覗くと、いかにも私が高級時計ですというような面をしている時計たちがニヤニヤと僕を見かえしていた。その横には値札が付いていたんだけれど、だいたい1000万円前後の時計で、ああ高級ってこの程度なんだなと思ってしまった。僕にはお金があるわけではないけれど、というより全くなくてそろそろやばいんじゃないかなと思うくらいなのだけれど、なぜかお金で帰るものイコール安いという認識がある。お金を払えば買えるという事は誰にでもできることで、それはとても簡単でとても安くて、大した価値のあるものに思えない。まんだらけでみた超クラシックスウルトラマンのソフビも50万円とかで、これってお金を払えば手に入れる事が出来るのかと少しがっくりしてしまった。