アトピーと生活

ほとんど完治したアトピーの事を中心に

狩猟とサウナ@丹波山

奥多摩駅からバスで約1時間。丹波山村で開催されていた『狩猟とサウナ』というイベントに行ってきた。

丹波山村に向かうバスの車窓からは日を浴びて艶やかに輝く新緑が見えた。車窓の枠から見えるもの全てが緑色になる瞬間が何度かあった。豊かな国。都心にいて豊かだなと思ったことはないけれど、奥多摩や自然の多く残る土地に行くと毎回豊かだなと思ってしまう。豊かさとは一体なんなんだろう。

前々から気になっていたテントサウナを体験した。テントサウナというのは持ち運びの出来るテントにサウナをくっ付けたようなもので、大自然の中でサウナに入ることができるという優れもの。水風呂の代わりに流れる川の流水に浸かる。極楽。夢のような時間だった。サウナはセルフロウリュウが可能で、良い香りの新鮮なビフィタも常備されていた。ビフィタに水を浸しサウナ石で加熱すると、サウナ内に透き通った自然の匂いが広がる。天然の殺菌作用のある匂い。一緒に入っていた人が「この匂いが身体の中の悪いものを全て浄化してくれる気がする」と言っていた。本当にその通りだと思う。サウナから出て、すぐそばで流れる川に浸かる。10度以下しかも流水という至高の水風呂。サウナの熱がぽろぽろと鱗のように剥がれていく。水風呂とは違い流水なので、ベールが作られない。川からあがり、河原に寝転び太陽を浴びる。太陽光で暖められた石が全身を包み込んでくる。降り注ぐ太陽光と、下からじんわりと伝わってくる石の暖かさ。人工的な音は聴こえない。すぐそばを流れる川の音と、耳元で飛ぶ虫の羽音だけが聴こえる。空は青く、鳶のような大きな鳥がゆらゆらと気持ちの良さそうな風に乗っていた。水風呂で冷えた身体の末端から暖かくなっていく。気がすむまで寝っ転がりながら太陽を浴びる。豊かだ。豊かな時間が流れていた。豊かさちはあるべき所に、あるべきものがあるという事なのかもしれない。

マンガ サ道~マンガで読むサウナ道~(1) (モーニング KC)

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