アトピーと生活

ほとんど完治したアトピーの事を中心に

廃キャンプ場でステルスキャンプをした

早めに起きて、テントやハンモックなど必要な物を適当にザックに詰め込む。いつもはウルトラライトの精神で出来るだけ荷物を少なくしているからテント泊でも30Lのザックでも余裕があるのだけれど、残念ながら今回はキャンプがメインなので、ザックは容量オーバー。バンジーコードで無理矢理押さえ込んで家を出る。途中のスーパーマーケットで食材やビールを買い込む。スーパーでは楽しそうに大学生の集団がBBQの買い出しをしていた。車で荷物を運ぶ彼らを尻目に、僕たちはパンパン膨らんだザックを背負ってキャンプ場を目指す。

キャンプ場といってもオートキャンプでも無い。僕たちが向かうキャンプ場は、歩いてしか行けない場所にある秘密のキャンプ場だ。そこにはオンシーズンもオフシーズンも関係なく、誰もいない。自然の中でダラダラと過ごすのであれば、誰もいない方が良い。オートキャンプでは辿り着けない場所というのは日本には沢山ある。

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最寄駅から1時間程度歩き、キャンプ場に到着する。予報では雨が降る予定だったので、足早にテントを組み、雨が降る前に昼食用の火を起こす。木は少し湿っていたけれど、なんとか火を起こす事に成功する。火を起こさないと何も食べれない。FIRE OR DIEなのだ。今回の着火では枯れ木を鳥の巣のようなドーナッツ型に成形し、その真ん中にトイレットペーパーを少量入れて着火し、空気を送り込みながらその上に小枝を配置していくという「トリノスシステム」が非常に有効だった。トリノスシステム。名前もとてもカッコいいので、今後多用していきたい。

昼食に野菜や肉を焼く。山の向こう側の空からは雷鳴が聞こえる。真っ黒な雲がもくもくと流れてくるのが見える。焼いたステーキをわさび醤油で食べながら、空を見ているとぽつりぽつりと雨が降ってきた。雨を見ながらビールを飲んでいると、奥さんから撤収の命をうける。大急ぎで撤収する。すぐにテントに潜り込み、事なきを得た。

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キャンプといってもテントはキャンプ用のものではなく、山用のモノポールテントなので空間は極小空間。ネカフェくらいのサイズ感。テント内に横になり、幕に打ち付ける雨音と、近くで轟く雷鳴を聴きながらビールの続きを飲む。奥さんとなかなか危機的状況だねという話をしながら酒を飲んだ。奥さんが言うには停電した時のような危機感があって面白かったとの事でした。楽しんでくれたなら良かった。それでオーケイ。

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いつのまにか寝てしまい、起きるとテントの外は真っ暗だった。漆黒の闇。まだ雨は降り続いていて、これでは夕飯の火を起こす事が出来ない。仕方がないので、テント内でソーセージを炒め、ご飯と混ぜ合わせ、バターとガーリックを入れて炒める。最後に塩胡椒で味を整えて、謎のガーリックライスを作る。ガーリックライスを食べながらビールを飲む。なんだか寂しい気分になるなと僕が言うと、奥さんは「寂しくなったら美味しんぼを一話見せてあげます」と言ってNetflixで美味しんぼを見せてくれた。ゲラゲラ笑いながら見ていたのにいつのまにか眠ってしまった。

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テントの幕を透過する朝の日差しで目がさめる。昨日の雷雨が無かったことのように良い天気だった。キャンプはこうでなくてはいけない。お腹が空いたので河原に移動して、火を起こす。雨が降った割に木は乾いていて、火を起こす事が出来た。漬け込んでおいた手羽先を焼いて食べる。当然美味しい。余った手羽先でスープを作り、ハムとベーコンを焼く。パンも一緒に焼いて、カリカリに焼かれたベーコンを載せて齧ると、脳にガツンとくる美味しさだった。カリカリのトーストと、ベーコンを一緒に食べると歯ざわりも気持ちがいい。カリッとしたトーストは、変えたばかりの真っ白なシーツを連想させる。

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河原に落ちている流木を組み合わせて遊んだ。意味は無くても、身体を動かして流木を触っているだけで楽しい。

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12時過ぎにテントに戻り撤収作業をする。ザックに荷物を詰め込んで、ハンモックに揺られてダラダラと過ごす。ハンモックの良いところはテントを撤収した後にもダラダラと自然の中にいる事が出来るという事だなと思う。

このままハンモックに揺られていたらいつまでもここにいてしまうような気がしたので、心を鬼にして撤収する。最寄駅まで歩くと途中でコンビニでアイスを買って食べながら歩く。コンビニには偏差値が低そうな車ばかりのっていて、乗っていて人たちも同じような偏差値の低さだった。不良というか、舐められたくないと思っている人はどうして、そのようになるのだろうか。興味がある。

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電車に乗って中神まで行き、富士見湯まで歩く。友人がオススメしていた銭湯なのだけれど、これがもう本当に素晴らしくてびっくりした。おすすめなので行ってみて下さい。本当に良い。

ずっと奥さんが冷たいうどんが食べたいと言っていたので立川の一福に行き、うどんを食べる。うどんを待ってる間にビールを飲み、奥さんはハイボールを飲んでいた。うどんもつるつると美味しくて、至福の夕食だった。

家に帰りふかふかのベッドに倒れ込み、ジントニックを飲みながらインターネットに夢中になっていたら、寝てしまい気付いたらGW最終日になっていた。