アトピーと生活

ほとんど完治したアトピーの事を中心に

GWのお葬式をしなければならない

「GWが終わる。GWのお葬式をしなければならない。」

明日から仕事が始まるので、予行練習として朝早く起きるつもりだったのだけれど、普通に二度寝をしてしまう。こればっかりはどうしようもない。明日になれば僕たちは急に今までどおりの社会人になって、ちゃんと朝早く起きることができるようになるのかもしれない。

昨日までのキャンプ道具を屋上で洗う。屋上のペントハウスに住んでいる友人がホースを持っていたので使わせてもらう。ホースは蛇口を延長するだけの装置なくせして、4000円くらいするので助かった。テントやテントのインナーを洗う。風が強い。
洗濯物を干して、10時前に近所のホームセンターまで奥さんと友人と一緒に歩いていく。友人が持ってきたスケボーでオーリーをしたり、チックタックで緩い坂道を登ったりして体力が完全にゼロになる。ホームセンターで掃除道具やキッチン用品を大量に買う。一斗缶が欲しかったのだけれど売って居ないのでAmazonで買うことにする。アマゾンにはドラム缶も売っているのでどちらにしようか迷う。用途はゴミを燃やすためなので、大きいドラム缶に心を惹かれている。ホームセンターの入り口にあるセブンティーンアイスクリームで帰りにアイスを買ってもらう。友人に買ったグレープが完全にハイチュウの味だった。時刻はまだ11時前で、気温は高く、並んでアイスを食べながら特に意味もないような話しをした。夏休みのようだった。

家に戻り、掃除の続き。GW中に荒れ果てた部屋を正常値まで回復させることに成功する。家の中を奥さんを足の甲に乗せて、一周するという謎の運動をした。ホームセンターからの帰り道に、しゃぶしゃぶの食べ放題に行きたいという話しになっていたので、先ほどの3人で国立のしゃぶ葉に行く。すごい名前だなしゃぶ葉って。家を出る時に肌寒かったので、パンクドランカーズのチャイナ服を羽織っていたので、道中少林寺拳法を習得した達人のような気分だった。

駅の近くの公園にいつも溜まって昼間からお酒を飲んでいる人たちがいるのだけれど、今日は犬かわいいでしょと話しかけられた。僕は彼らを心からリスペクトしているので嬉しかった。心の中ではアベンジャーズと呼んでいる。

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国立へ移動して、サンスモークへより巻きタバコを買い、大学通りを歩く。途中でフリーメイソンの集会所のような施設がありアガる。国立にはフリーメイソンも、創価学会もある。多様性社会。

しゃぶ葉は豚肉のしゃぶしゃぶの食べ放題にドリンクバーで2000円という安さでびっくりする。豚肉をしゃぶしゃぶして食べるを繰り返す。僕は序盤で豚肉に飽きて、ワッフルメイカーでワッフルを焼き、かき氷を削り、パフェを作っていた。その間にも友人は延々と豚肉をしゃぶしゃぶして、ぱくぱくしていた。しゃぶパクだった。僕は量が食べられないので食べ放題に来る機会はあまりないのだけれど、3人で笑いながら、食材や従業員へのリスペクトを一切払わない雑な食べ方をするのは楽しかった。
食べ過ぎて、苦しい苦しい言いながら国立駅までの2kmほどの道のりを歩いた。途中の骨董品屋さんで、良い感じのシャツなどを見つけたのだけれど、迷って買うのをやめた。着物の生地をリメイクしたようなシャツで5800円だった。今更とても欲しいので、明日にでも買いにいこうかなとか考えている。

国立駅の近くの良い雰囲気の古本屋さんを見つけて入る。地下にもフロアがあることを発見した奥さんが「地下には漫画があるかな〜」とのんきな声を出しながら階段を下るのについて行くと、地下のフロアには歴史や思想などのガチの書物が壁一面に並んでいて、彼女の希望が完膚なきまでにぶち壊されたのを見て笑ってしまった。奥さんに500円の『迷い迷って渋谷駅』を買ってもらう。

迷い迷って渋谷駅 日本一の「迷宮ターミナル」の謎を解く

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 家に帰る途中に公園でアベンジャーズのメンバーに手を振られるので、振り返す。これがコミュニティなのだ。今僕たちはコミュニティ形成への大きな一歩を歩み始めた。今年は彼らアベンジャーズとも仲良くなれればいいなと思う。

家に帰り、湯船につかりながら、GW中に一度も剃らなかった髭を剃る。ああ明日から仕事が始まると実感する。風呂から上がるとベッドで奥さんがお腹を出して横になって、腹太鼓をしていた。ぽんぽんぽんぽんという音。何の音楽か聞くと、『ココロオドル』とのこと。横になってお腹を叩きながらこちらの顔を覗きこむ彼女の顔は、穏やかなアザラシのようだった。

しゃぶしゃぶ食べ放題でお腹が全く空いて居ないので夜ごはんは簡単なもので済ませて、ジントニックを飲んだ。乾杯する前に僕のいった「今からGWのお葬式を始めます。」という言葉に奥さんは真面目な顔で「レスト・イン・ピース」と言った。