アトピーと生活

ほとんど完治したアトピーの事を中心に

生活に本がある

読書という行為が好きで、紙の本そのものも好きで、本屋も好きなので必然的に生活の中に本がある。『僕は本屋のおやじさん』に「街に出ても心地のいい場所は本屋だけ」みたいな事が書かれていてマジでそれなと思った。

ぼくは本屋のおやじさん (就職しないで生きるには 1)

ぼくは本屋のおやじさん (就職しないで生きるには 1)

 

ダイニングテーブルには本が積まれているし、ベッドのサイドボードにも寝る前に読む本が置いてある。今までもそのような生活を送っていたけれど最近は顕著で、毎日3時間くらいを読書の時間にあてている。毎日の生活の中に本があり、次に読む本がストックされている生活は気持ちがとても満たされる。去年まではヘビーなKindleアディクトだった。それが今は紙の本を好んで読んでいる。本との関わり方にもいろんな変化がある。Kindleで本を買っていた頃のメリットは安くて早いという事だった。どこに行かなくても好きな時に読みたい本をダウンロードできる。ネットでおすすめされていたり、読み終わった本の作者の別の本を買ったりと、本と本の関係性の中で本を選んでいた。値段についてもセールの時を狙えば紙の本よりだいぶ安く買う事が出来た。僕は毎日きんどうをチェックしていた。デメリットはというと特に何もない。僕は何故だかダメな所も含めてそのものだと思っているで、デメリットという言葉がよく分からない。僕がKindleから離れることになったのはAmazonマーケットプレイスで古本を買うとやばいブツのように梱包されて届くという体験をしたからだった。それだけではなくPOPEYEで橋本愛さんが「私はインターネットが好きではないので」と文章を書いていて、その力強さにやられてしまった事も大きな要因であると思う。さらに加えると読み終えた紙の本をダイニングテーブルに置きっ放しにして置くと、いつのまにか奥さんがそれを持ち出して読んでいるという事に気付いた点も原因であるように思う。面白そうな本があれば人はそれを読む。そんな当たり前の事実に今更気付いてKindleというデータの本を、今まで独り占めしていた事が申し訳なくなったからかもしれない。本音を言えば奥さんが本を読んでいるのが嬉しくて、さらに言えば食後にふたりで珈琲やお酒を飲みながら無音の部屋で本を黙々と読む時間があまりにも心地の良いものであったからだとも思う。たくさん理由があって紙の本に手が伸びる時期なのだと思う。それでもAmazonマーケットプレイスで本を買う事も実際はKindleで本を買う事とシステム的には変わらない。ある時ふと駅前のブックオフに行ってみると、大量の本がとんでもなく安く売られている事に驚いてしまった。中古本を買うことは、作者に直接的に利益が出るわけではないので恥ずべき行為であるみたいな一派もいるらしいのだけれど、僕と言えばお金が無い事を盾にしてそのような一派を全員なぎ倒すことに成功したので、最近は月に1度くらいブックオフに行って本を大量に買い、ストックが無くなりそうになればまた買いに行くという事を繰り返している。ただそんなことを繰り返していると謎のストレスが溜まるので時々東京駅の丸善まで行って値段を見ずに本を買うなどの暴挙をしている。つまるところどのような形であれ本がある生活というのは純粋に楽しいという事だ。生活にプラスアルファで本がある。さらにプラスで好きな人と美味しいご飯と最高のアルコールがあって、猫がいればこの世も極楽ということなのだ。