RICHO GR2の素晴らしさについて

僕たちは1秒前の事すら簡単に忘れてしまう生き物なので、記録の為にたくさんの写真を撮る。写真はバンバンジャカジャカ雑に適当に撮るのがいい。画角とかボケ感とか、ホワイトバランスとかそういうものがまるで分からないし興味のない僕のようにとって必要なカメラはRICHO GR2だと思う。そろそろGR3が発売されるらしいからGR2の値段も下がると思うので皆さんどうですかこのカメラ。

RICOH デジタルカメラ GRIII APS-CサイズCMOSセンサー リコー GR3 15041
 

RICHO GR2というカメラについて

GR2を表すのによく使われる言葉として「スナップシューター」というものがある。スナップシューターとは、そのままの意味でスナップをシューティングする事に秀でているという事。つまり気合いを入れて何かを作品を撮るぞというよりは日常の風景を写真に収めるのに適しているカメラなのだ。GR2がスナップシューターと言われる所以は、そのサイズ感と起動までの速さにある。本体サイズはちょうど写ルンですと同じようなサイズで、デニムのポケットにも入れることが出来る。僕はサコッシュに適当に突っ込む事が多いので実際にはポケットに入れる事ってほとんど無いけれど、何となく手ぶらでブラブラしたい時には魅力的なサイズ感。起動までの速さは完全なオフ状態から1秒後にはもう写真が撮れているという驚異的な速さ。何か撮りたいものを見つけた時にサコッシュやポケットに手を伸ばし、取り出しながらスイッチボタンをオンにすれば顔の前にカメラが来る頃には写真が撮れる状態に既になっているという優れもの。といったようにその機動力と速さによって日常を切り取るスナップシューターとして確固たるポジションを確立しているGR2だけれど優れているところはまだまだ沢山ある。というよりも僕個人的にラブいと思う箇所がまだまだ沢山あるのでその中のいくつかを紹介させて欲しい。

GR2の素晴らしさについて

素晴らしい点をベラベラと適当に喚き倒す。

初心者に最適なカメラ

デジタル一眼に沢山付いているダイアルの使い方なんて知らないし、もうこのまま知らないでこの世からオサラバすることになりそうな気がする。カメラを買う時について来る取り扱い説明書もなんだか面倒だし読みたくない。カメラの本にもマジで興味はない。だけれど日常を雰囲気ごとパッケージした素敵な写真が取りたい。そんな堕落した考えでカメラに向き合っている僕のようなカメラ初心者には最適なくカメラがGRシリーズ。GRシリーズはその渋すぎるお顔が玄人が使うカメラっぽくてカメラ初心者の僕はビクビクしながら秋葉原のカメラ屋さんで購入したのだけれど、なんて事はない初心者に優しいカメラだった。ズーム機能も無いし、マニュアルでガチャガチャ設定しないと自分の好みの写真が撮れないなんてことはない。最初に設定だけしておけばあとは起動して撮るだけで良い。本当にお手軽なのだ。写真の腕を上げたいのならとりあえず大量の写真を撮ることが重要で、そのためには写真を撮るハードルをめちゃくちゃ下げてしまうのが1番重要。小さいからいつでも持ち運べるし、いつでも取り出してすぐに撮れる。これだけで満足の行く写真が撮れてしまうのだからGR2おそるべし。

今をそのまま写真に

カメラはいろいろ設定を弄ればいろんな写真を撮ることができる。とった後に加工出来るし現実とはかけ離れた幻想的な写真だって撮ることができる。でも僕はそういうではなくて現実をそのまま写真に残したかった。休日の朝食の時に明るさとか、夜の部屋の薄暗いダイニングテーブルの質感、新緑が眩しい5月の山の蒼さとか。色も質感もそのまま写真にしたい。写真は記録だと思っているので、その時に現実で起きていたことをそのまま記録したい。加工をして色合いを今っぽく編集したとして、それは存在しない記憶の写真だし、それは言ってしまえば誰だって撮れる写真なのだ。僕にしか撮れない写真というのは僕が僕の目で見たものをそのまま写した写真の事であって、だとすればフィルターの機能なども何もいらない。ただ僕の見たものを写すカメラとしてGR2は適しているように思う。

ズームがない

GR2にはズーム機能がない。これをデメリットだと思う人も多いだろうけれど、ズームがない分画角がすぐに決まる。どうしても寄って撮りたいのならダイヤルを回して撮るのではなくて自分の足で実際に近付いて撮ればいいのだ。そもそもズームで撮った写真なんか実際には僕たちが普通であれば見ることの出来ない風景なのだからそんなもの撮っても特に意味がないなと思ってしまう。写真を撮るという事は、現実から写真に切り取る一部分を取り出すという編集作業をカメラを通してしているのでもう編集はしなくてよくないですか。ガチのリアルな写真だけでいい。

専用アプリが便利

GR2で写真を撮って、それをインスタとかブログにアップしたいぜっていう時には専用アプリを使えばすぐにカメラからスマホに写真を持って来ることができる。基本的にはPCで読み込んでグーグルフォトでスマホに共有っていうのが一般的な使い方だけれど、旅の途中とかPCをいちいち立ち上げるのが面倒な時とかにとても重宝する。僕の設定ではjpeg撮って出しでサイズをXSにしているので撮った写真をそのままブログにアップしたり友人にLINEで送ったりするときも重くならないで軽くてサクサクと出来る。

GR2のある生活

大きくて存在感のあるカメラだとどうしても写真を撮る方も撮られる方も構えてしまうし、いつもは大事にカメラケースの中にしまってしまう事になる。ちょっと待ってくれ。写真っていうのは日々の生活の一瞬の出来事を切り出すものじゃないのか。そうでしょ。そうだよ。そうなのだ。日々の暮らしの中で何があるか分からないし何も起きないかもしれない。それでもGR2のような小さくて邪魔にならないカメラならいつでもテーブルの端の方に置いておく事が出来るので急に猫が後ろ足で立って踊り始めたり、壁に移る朝日が綺麗だなと思ったり、そんな時にシャッターを押す事が出来るのだ。そんなのスマホでいいじゃんって思うかもしれないけれど、ダメだよスマホじゃ。全く理論的な理由はないけれど、スマホじゃだめなんだよ。僕は奥さんが作ってくれるご飯をよく写真に撮るのだけれど、ここ数日忘れて撮らないでいたら奥さんに「写真撮ってよ。このごはんは今日しかないんだから。」と言われて、そうだよねとか言いながら食べかけのビーフシチューの写真を撮った。散らかった部屋の椅子に座って困った顔をしていう彼女の写真を撮るのが好きだ。兎にも角にもGR2は最高のカメラなのだ。今この瞬間に好きな人がいるなら今すぐにでもカメラを買いに行くのだ。走れ乙女よ。