halutaで買ったビンテージのデンマーク製ダイニングテーブルのオイルが抜けてきていたのでワトコオイルでメンテナンスをした。
必要なもの
ワトコオイル
木製家具のメンテナンスの王道がワトコオイル。halutaで使用しているオイルも、他の家具屋さんで使用しているオイルも基本的にはワトコオイルなのでオイルで迷ったらとりあえずワトコオイルを選んでおけば間違いなしです。
ハケ
ワトコオイルを塗る時必要なもの。安すぎるものと高いものでは、まるで使い心地が違うので数百円の違いなら良いものを買うといいですよ。
ウェス
拭いたり磨いたりする様。要らなくなったTシャツでも代用可能です。
容器
オイルを移し替えて塗る様です。
家具のオイルを塗る頻度
一般的には半年に1回程度と言われているけれど、環境によってそれぞれ異なる。陽当たりの良い場所やエアコンなど空調管理をしている場所などは家具のオイルが抜けやすいので3ヶ月に1回程度が良い。他にも明らかに色が抜けて来たり傷が付きやすくなったり水が染み込みやすくなったりしたら次の休日の予定をキャンセルして家具のメンテナンスをしなければならない。
なぜワトコオイルを塗るのか
まず前提としてものは大切に扱わないといけない。大切に扱うというのは純銀製のカトラリーや大切な食器を特別な日にしか使わないというようなことではなく、毎日それらをタフに使い、きちんとケアしてあげるということだ。徹底的に使い、より徹底的にケアする。それがモノを大切にする事だと思っている。だからケアをしないといけない。次に家具は基本的に僕たちよりも長生きする。僕らが死んだ後もいい椅子にはまた別の誰かが座ることになる。たまたま今が僕たちなのあって本質的な所有者が自分だとは思っていけないのだ。スピっぽい話になってしまったので具体的なオイルを塗る理由としては、家具をコーティングする事で水シミに強くなる、木材が傷みにくくなる、汚れが付きにくくなるなどがある。
ワトコオイルのキャップの外し方
初めてワトコオイルを扱おうとする人が一番最初にぶちあたる壁は蓋の開け方がわからないという事だと思う。先ず白いプラスチック製のキャップを外す。内側を引っ張るとオロナミンCの開け方と同じようにフタが外れる。次にアルミの蓋をあける。真ん中の膨らんでいる部分を押し込むと取れるようになる。最後にプラスチック製の透明の内蓋を外す。使い終わったら順番を逆にして戻していく。
ワトコオイルオイルの塗り方
オイルを適当な入れ物に適量移し替えて、ハケで塗っていく。厚塗りをしてしまうと乾燥に時間がかかるので薄めに塗っていく。
塗ると色が濃くなっていくのがわかる。全体的に塗り終えたら15分程度放置して乾いたウェスで表面のオイルを拭き取って終わり。あとは24時間程度乾燥させるのだけれど、ある程度時間が経ったあとは普通に使ってしまってもいい。塗っていてハケが抜けてしまっても拭き取る時に取れるので神経質になる必要ないです。24時間後くらいに表面に少しだけオイルが湧き出てくるのでそれをまた乾いたウェスで拭き取って完成。
注意点
オイルをが染み込んだウェスは自然発火する恐れがあるので水で濡らした状態で燃えるゴミに出すこと。
ワトコオイルを塗ってみて
メンテナンスは思ったよりも手軽に出来て、愛着も湧くのでオススメです。