新年だというのに特に新しい年の始まりというような気がしなくて、去年がまだ終わらずにダラダラと続いているような気がする。2018年の13月。そういった可能性だってあるかもしれないでしょ。世界には余白を残して置くこと、その余白で物語は生まれるのだ。
読んだ本
植本一子「働けECD」
ECD「ホームシック」
服部昇大「日ポン語ラップの美ー子ちゃん」

このマンガがすごい! comics 日ポン語ラップの美ー子ちゃん (このマンガがすごい!Comics)
- 作者: 服部昇大
- 出版社/メーカー: 宝島社
- 発売日: 2017/09/25
- メディア: 単行本
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日本語ラップにクラシックから、ハードコアラップクルーまでバランス良く紹介されている。この本はあくまでもクラシック・カタログや日本語ラップのオススメ100選!みたいなものでは無くて、ラップについての漫画なんだけれど、出てくるアーティスト・作品は気本的に間違いないので日本語ラップをDIGりたいけどどれ聞けば良いのかわからない!みたいな人にはとても良いと思います。漫画としても面白くて、実在のラッパーについて書いて笑わせようとするとどうしても、少なからず馬鹿にするみたいな構造が生まれたしまうと思うのだけれど、そういったものがなくて愛が凄い。美ー子ちゃんはそもそも日ペンの美子ちゃんのサンプリングという、その時点でヒップホップ。作者の服部さんは現在本家の日ぺンの美子ちゃんを描いているという衝撃。
舞城王太郎「私はあなたの瞳の林檎」
舞城王太郎「されど私の可愛い檸檬」
松本哉「貧乏人の逆襲 タダで生きる方法」
映画
レディプレイヤーワン
Netflixで視聴。スピルバーグらしいSFボーイミーツガール。終盤での戦争とガンダムのカタルシス。リアルワールドでのリナ・ウェイスの登場に歓喜。 宅配ピザとコーラとビールを飲みながら観れる映画ってやっぱり良いですね。
テラスハウス
ハマってしまって一気見。当たり前だけれどテラスハウスの世界と並行している現実世界の存在。テラスハウスという枠組みの中で物語進んでいるのではなく、彼らや彼女達の人生の枠組みの中の一部としてテラスハウスという時間の存在。バラエティだと思って見ていた視聴者達にこれはリアルワールドの出来事という事を突き付けた瞬間だったと思います。ゆいちゃんの全てを軽く飛び越えてしまうその生き方の今っぽさ。雄大くんというイカれた奴がいるから見ろと言われて見始めたテラスハウスにここまでドップリ浸かるとは思っていなかった。比べてはいけないのだろうけれどあいのりが急に安っぽく見えてしまうあの感覚はなんなんだろうか。
生活
Kindleよりも紙の本を買うことが多くなって沢山の本を買った。まだ読んでいない本もあるので読んだら感想を書きたいと思う。
インフルエンザになった地獄の3日間を過ごしたのだけれど今は元気になって毎日楽しいので良かった。来年からはちゃんとワクチンを打つぞ。
halutaの机と椅子が届いてから明らかに生活の質が向上した。というよりも過ごしている時間の密度が増えた。会社から帰宅後の時間の使い方がとてもチルい感じになってきているので、今年は日用品とかチルい系のアイテムを沢山集めていきたい。ミニマリストの提唱する本当に必要な物なんて少ないんだっていう発想と完全に逆に発想だけれど、どちらも快適な生活を追い求めるための手段なのだ。どちらが優れているとか劣っているとかではなくてみんな快適な生活が出来ていればそれでいいのだ。それでいいのだ。
音楽
今月は日本語ラップにまつわる本を読んでいたので結果的に日本語ラップを聞くことが増えた。gogonyantaさんのブログの日本語ラップのクラシック特集などを参考にして、とりあえずクラシックを聞いてみようと思ってSpotifyで聞けるものから聴いている。僕は文脈とかカルチャー無視してsound cloudで日本語ラップを聴き始めたのでヒップホップ的教養がないのだ。教養なんて必要ないかもしれないけれど先人達の言葉を本で知るように、ヒップホップの先人達の言葉を音として知ることには大いに意義があると思う。自分の好みとか抜きにしてとりあえず聴いている。とか言いつつもヤンハスや青い果実をリピートしていたりするから自分でもよく分からない。SEEDAを良く聴いた。
ブログ
毎日の現実の生活が快適なので、ブログで収益をあげるとかは一切考えていないので好きなように適当に文章を書いている。ログとして残していくもので何が最も重要かというとそれはその人が生きて毎日感じた事だと思うのだ。少なくてもiPhoneのガラスフィルムのおすすめの記事は重要なログだなんて思えない。ブログ=収益・PVみたいな考え方がいつからか当たり前になったみたいだけれど僕はもっと私的で毎日の暮らしの匂いが分かるような、日曜日の朝のトーストを齧る音が聞こえるような文章が読みたいし書いていきたいと思うのだ。少なくとも自分が数年後に読み返した時に何かを感じる事が出来るものをログで残していきたいと思う。とか言いつつもちゃんと収益は発生していて、毎月の書籍代以上は得ることができているのでこの次元こ低い程度な収益が僕にはストレスも無くて心地よいのだ。ブログを武器に経済戦争をしかけようなんて思えない。
2019年2月ついて
まだ寒い時期なので奥多摩あたりの低山を中心を山に登りたい。今月は立川シネマシティに行けなかったので来月は行きたい。革靴を買いたい。歯医者に行く。元気にくらすぞ。