アトピーと生活

ほとんど完治したアトピーの事を中心に

立川シネマシティ「スニークスクリーニング」

gmailに届くメールの山は基本的に開ける事無く僕のストレージを圧迫するだけの存在なのだけれど、必ずすぐに開封するメールがあって、それが立川シネマシティからのDMなわけです。少し距離のある街に住む親密な友人からの手紙のようなメールが、もう平成も終わろうとしている2018年にまだ存在している。映画友達からの親密なメールが欲しい人は今すぐ立川シネマシティのメルマガに登録してください。

そんなメールにスネークスクリー二ングのお誘いが来たのは11月で迷わずに応募。

お代はいただきません。シネマシティズンメンバーの皆様は、いわばシネマシティの「映画友だち」みたいなものですから。

このセンテンスにやられてしまった。無料なことにではなく、シネマシティ側から「友達みたいなもの」と言われた事の驚きと、こっちからの一方通行のラブではなかったのね。というほっとするような、胸をなで下ろすような気持ち。随分前に僕が勝手に片思いしていた相手の、恋人のそれとは程遠いいけれど、君への好意は確かにここにあるよと僕に伝えるために彼女がした笑みを、久し振りにシネマシティの映画おじさんから送られてきたメールを通して思い出してしまった。

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翌日からの北海道旅行の準備もせずに立川へ向かう。開始時刻が19:00でシネマ2には18:40分ごろに着いたのだけれど当選ハガキを持ったお客さんたちが券売機の横に列を成している。映画で並んだのなんて久しぶりだなとか思いながら並ぶんだけれどこの時点でもうみんなが愛おしい。映画好きなんだねー!という当たり前の事を喋りかけたい気持ちになるけれどグッと堪える。映画が好きな人がなんかこう可視化されているととても嬉しかった。席はもう結構埋まっていたので後方の右端の席を選択。

5分ほど時間が押して企画スタート。毎度おなじみ遠山企画室長の挨拶から始まる。軽快な関西弁で熱のこもったMCを聴いておるとそれだけで嬉しくなる。

昔は良く映画館が独自で二本立て上映をしていました。今でいうとボヘミアンラブソディーとヴェノムの二本立てのような全く関係のない二本が同時上映されていたんです。こういうところで映画との偶然の出会いがありました。今回はそのような体験を皆さんにして欲しい。

完コピでは無いけれどそのような意味合いのMC。企画室長がはけて、予告編も映画泥棒も何も無く直ぐにタイトルがスクリーンに映し出される。

ブリグズビーベア

軟禁・熊のアニメーションという無に等しい事前知識はあったもののシネマシティの思惑通何も知らない状態から見る事が出来て良かった。とても良かった。話の途中まではコメディなのかスリラーなのか、全く分からないので素直に笑って良いのか、真面目にマルホランドドライブを見るように周囲の状況まで見ないといけないのか分からない謎の緊張感。30分くらいでやっとこれはコメディだから気楽にみてクスクス笑って最後にちょっと泣けばいいでしょうという気持ちになる。結局コメディだったのは間違いなかったのだけれど、ゲラゲラ笑ってめちゃくちゃ号泣してしまった。

ブリグズビーベアの感想は別に書くとして簡単にまとめると、映画を作ることはそれ自体が楽しいのに、みんなに見て貰えて喜んでもらえるってマジで最高じゃない?というような内容で最高でした。ストレートなメッセージを発信してきた遠山企画室長に驚いたりもするけれど、こういうの全部含めて最高ですモードに陥ってしまい最後のMCまで号泣してしまった。

立川シネマシティは多くの人にとってただの映画館ではなく聖地であったり友達の家だったり、ものすごい映画館なんですよ。まだ行った事ないよっていう人は是非一度爆音でも極爆でも応援でも普通の映画でも何でも良いから観てみてください。マジで頭ブッ壊れるから。

遠山さんの記事

https://weekly.ascii.jp/elem/000/000/355/355161/

MADMAXの時のアスキーの取材に答えている記事なんですがこれも最高に良いです。