【長野・上田】fikaでディナーを食べた

随分昔、僕がまだ学生で京都にいた時にtumblrか何かのSNSで上田に美味しいビストロがあると教えてもらった。教えてくれた女性は時々会社を休んでfikaでランチを食べていて、僕はその人が投稿する写真とfikaという名前の響き、上田という土地に惹かれた。そういった経由で何年もGoogle mapの行きたいところリストに入っていたfikaにやっと行く事が出来た。

halutaから車で上田駅まで送ってもらい、NABOに行く。

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NABOは以前halutaがあった場所を受け継いでやっているらしく、什器等もhalutaのものを使っている。halutaのパンもここで買える。上田の夜は今年に入って僕が感じた中では一番寒くて、NABOでコーヒーを飲みながら暖まる。

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店内には壁一面に本がズラッと並び、お客さんはMacBookで作業をしていたり、本を念入りに選んでいたり、お喋りをしていたりとそれぞれ好きなように過ごしている。僕は昔のPOPEYEとスペクテイター「クリエイティブ文章術」を買う。奥さんは料理の本を何冊か買っていた。ダラダラと買った本を読みながら珈琲を飲んでいたらfikaの予約時間が近づいてきた。NABOを出て歩いてfikaに向かう。大体歩いて10分くらいの住宅地を抜ける。

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fikaに到着。イメージと違った店構えに驚く。勝手な僕のイメージではもうすこし山の近くにあり、木々が青々としているお店だったのだけれど実際のfikaは住宅地にあり、渋めの木造建築のファサードだった。扉を開けて中に入る。1階部分はカウンターと調理場。どちらかというと調理場にカウンターがおまけで付いているような大きな調理場。空間の使い方も料理をする事にウェイトを置いている。2階に案内される。和室をセルフリノベーションしたようなフロア。新しいラワン材のラウンド型のカフェテーブルがいくつかと、どこかで見たようなアンティークの北欧家具。

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店内は照明を落としてあるけれど、照度の低いペンダントライトとテーブルのキャンドルで手元は明るい。

ビオワインが有名なのだけれど僕はどうしてもワインが飲めない。奥さんが飲んでいたロゼを一口貰ったけれど美味しいような気がした。その次に選んだ白はフルーティーなんだけれど、甘みを抑えたシードルのような味でこれも美味しい気がした。ごめんね。ワインについてよく分からないんだ。僕はハートランドの生を飲みながらふたりでいろいろな事を話す。

コースで1人4000円だったのだけれどドルチェまで付いたフルコースだったので満足。全部美味しくて、全部楽しい。会話と食事に夢中になってしまって写真はほとんど撮っていないんだけれどそれが一番だと思いませんか。

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ミミガーのテリーヌ。コリコリとした食感が楽しい。琉球とフレンチのミックス。

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白身魚とムースとキャベツ。もっとちゃんとした説明だったけれど忘れてしまった。キャベツが甘くて最高にドープ。写真はこれで終わりです。

fikaの店内にいるお客さん達はライトニングの演出もあるのかもしれないけれど、なんだかとても親密そうに見えた。手と手を優しく触れあうような親密な空気が空間に充ちていて、僕が勝手にイメージしていたお店よりも数段素晴らしいお店だった。途中別のテーブルのお客さんとスタッフさんの会話が聞こえてきて、ここの家具は基本的にhalutaで買っているとの事だった。ひとつの優れた家具を提供するお店があり、その周辺のお店はその家具でより良い空間を作る。京都の一乗寺と葡萄ハウス家具工房の関係性に近いものがある。上田の街の文脈の中に家具が大きな役割を果たしている事にとても嬉しくなった。

ドルチェを食べてお店を出る。上田の夜は暗くて寒いけれどそれもなんかいいなと思ってしまうような夜だった。

上田のことについて

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