メイクマネーをしている実感がゼロなので実感したい

マネーをメイクすることは何も特別な職業だけに許されたことだけじゃないはずなのに、僕にはまったくメイクマネーをしている実感がない。僕もラッパーやボクサーみたいにメイクマネーをしたいのだ。

MONEY

MONEY

 

 1ヶ月に大体15日くらい働いて、毎月それに見合って給料が僕の口座に振り込まれる。多くもなく少なくもない。普通の生活をしている人から見れば少ないのかもしれないけれど、僕にとっては毎日美味しい食事が食べられて時々旅行に行けて、少しづつ貯金ができるだけの額がもらえれば満足だと思っている。毎日の拘束時間も短いし、自分の好きなことがまあまあできる。時間は未だに足りないままだけれど、映画とか小説とか、時々自分の頭の中の考えをゆっくり文字に変換する作業もすることができる。この作業は僕にとってはとても時間のかかることなので、普通に働いていたらできないことだと思う。つまり労働環境には満足している。労働をしなくていいならそれに越したことはないのだけれど、しないといけないなら今の環境を捨てるのは惜しいなと思うくらいには。でもただただメイクマネーをしている感じがしないのだ。自分の努力によって何かを作りあげたり売ったりして、直接お客さんからお金をもらってみたいな感覚がない。基本的にラップトップPCに向き合ってタイピングしたり、時々思い出したように電話をかけて進捗状況とか情報共有とかを社会人っぽい挨拶を織り交ぜてして毎日を過ごしている。そして月末になると口座にお金がふりこまれる。

なんでメイクマネーをしている実感がないのか。それは時給で働いているからだと思う。唾奇が言ってた。

寝て金稼ぐ天才 固定賃金で働く馬鹿の差


唾奇 × Sweet William - Let me feat. CHICO CARLITO

 僕は現実的には何も作っていなくて、時間を切り売りしているのだ。日本では輸血は無料でお金にならないけれど、有料で買い取ってくれるようになったらほとんど今の僕と変わりない。生きていれば勝手に製造される時間(血液)を売ってお金を稼ぐ。そして生きて行く。これじゃあメイクマネーしている実感なんてあるわけない。だからいって会社をやめて肉体労働を始めるとか、職人になるとかしないところが僕のいいところ。人間には向き不向きがあるのだ。メイクマネーしたいなあとか思いながら年をとってダサい柄のネクタイとボロボロになったナイロンの肩掛けカバンのイルなコーディネートで電車の椅子取りゲームに命を燃やす未来がくると思うとぞっとするけれど、固定賃金で働く馬鹿だからしかたがないのだ。アーメン。