アトピーと生活

ほとんど完治したアトピーの事を中心に

小さくて可愛いデザインの位牌 森の位牌

人間死んだら、煙か土か食い物じゃ
 舞城王太郎

それは確かにそうなんだけれど、世界には宗教というものがあって誰かが亡くなったらその流れに則って供養をするのが一般的。生きている間には宗教なんか全く考えていないのに、俗世を離れた瞬間に仏教だキリスト教だなんだっていうのもどういうことなのかよく分からないけれど、生きている僕たちにできることは今までみんながしてきたようにする事だけだからそのルールに則って仏壇だったり仏具だったりそういうものを揃えるしかない。

仏教では魂が位牌に宿ると言われていて、そんなわけないだろとか思ってしまうけれど、それはきっと残された人たちへの救済なんだろう。肉体はもうないけれど、ここに魂があるからずっと一緒だよ的な。もう一つ重要な役割は忘れないためだ。僕たちはすぐに忘れてしまうから、大切な人の死ですら忘れてしまうような生き物だから、忘れないように家に仏壇を置いて、大切な人を忘れないようにしているんだと思う。
という事で仏教では魂は位牌に宿るという設定らしいので位牌を買わないといけない。位牌っていうのは真っ黒ででかくてよく分からない文字が書いてあるイメージしかなかったんだけれど、いろいろ調べて見ると最近ではちゃんとデザインされた位牌が出ていてあの黒くてでかいやつを買わなくていいと思ってホッとした。

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いくつか探した中でサイズ感もちょうどよく、可愛くて、位牌が生活の中に溶けこむようなデザインのものを見つけた。それが、いのりオーケストラの森の位牌。最初は小さくて可愛い仏壇を探していて、A4仏壇というグッドデザイン賞も受賞している秀逸な仏壇を調べていて森の位牌にたどり着いたんだけど、A4仏壇くらいの小さなサイズ感でも違和感がなく収まるようでとても良い。

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高さが14cmと手に馴染むサイズ感で、可愛らしい。木材の種類も多くの種類があって、その中から選ぶ事ができる。好きな木だったりインテリアとのバランスから選んでもいいと思う。
生きている間にはみんなそれぞれスペシャルな個性で、それぞれの好きな服を着て、好きな椅子に座って、好きな音楽を聴いて、好きな料理を好きな人と食べていたのに、亡くなった瞬間にまるっとみんな没個性みたいなのは少し寂しすぎる。僕たちは位牌の奥に大切な人の存在を見たいし、そこで安心したい。少なくとも魂が宿ると言われているものが、本人が気にいるものであればいいと思うのだ。そのような考えの中で仏壇や位牌にバリエーションが増えていくのは本当に素晴らしい事だ。
ウェブで購入する事もできるし、静岡県静岡市にある実店舗にいって実際に手にとって見て見るのもいいと思う。東京からだと少し遠いいけれど、森の位牌を選択肢にいれるような人はきっと、そういう小旅行も楽しめるんじゃないかなと勝手に思っている。
おすすめですとかいうのもおかしいけれど、僕たちはこれからも前を向いて生きてかないといけないわけで、そんな時にすこしくらい今はもういない人に相談したくなる時もあると思う。そういう時に肩の力を抜いて、今までと同じように話しかけられるような木の質感とかそういうものはとても重要なんじゃないかな。

(画像引用元:いのりオーケストラ